◇ホース・ソルジャー(12 Strong アメリカ)
アフガニスタン紛争のときの実話らしい。まあ、タリバン相手のコンバットだった。元ODA595部隊つまり元グリーン・ベレーなんだけどね。この隊長だったクリス・ヘイムワースが内勤を希望したことから解隊されたんだけど、アルカイダの同時多発テロのせいで、またアフガン勤務に戻ることになって部下を再集結させていくんだけど、おいおい『七人の侍』の志村喬みたいじゃん。
てなことで、マジャールシャリーフを奪還した後、のちに副大統領に就任するドスタム将軍がいう。
「この国に正しい選択などない。ここは、アフガニスタン。多くの帝国の墓場だ。今日の友が明日の敵になる。それは君らもおなじだ。ここでは米国も部族のひとつに過ぎん。去れば臆病者となるし、残れば敵となるだろう。ただ君はこの先もわたしの兄弟だ」
いやいやいや『風とライオン』みたいじゃん。ショーン・コネリーかよってな話で、でも、この人は実際にいて、アブドゥール=ラシッド・ドスタムっていう。そののちに、タリバンの攻勢に見舞われてウズベキスタンへ退避したらしいんだけど、いや、ほんと、こういう人たちを知ると、いかに日本がお花畑にあるかを思い知らされる。
とにかく、いろんな活劇をあわせて、でも、アルカイダを相手取った近代の戦争に馬で乗り込んでいくっていう物語だね。それも、たった12人で。