洋画2019年

ザ・レポート

◇ザ・レポート(The Report) 最初、タイトルはTHE TORTURE REPORTと出るが、まんなかのTORTUREは消され、THE REPORTというタイトルが残される。TORTUREは「拷問」とか「責め苦」って意味だから、なるほど、そうだろうね。 しかし、これはむつかしいな。 CIA…

ミスター・ガラス

◇ミスター・ガラス(Glass) ようやく、超人3人の結論を出せるっていう物語になった。 といっても、そもそも『アンブレイカブル』が製作されたときには、こんな展開にすることになるなんて、M・ナイト・シャマランもおもってなかったろう。でも、なんとなく…

トールキン 旅のはじまり

◎トールキン 旅のはじまり(Tolkien) 母親(ローラ・ドネリー)の突然死によってバーミンガムのキング・エドワード高校に転入したとき、ラテン語の教師に「トールカイン」と呼ばれ、それを訂正することで鬱陶しがられるが、苗字をまともに呼ばれたことのな…

レイニーデイ・イン・ニューヨーク

◇レイニーデイ・イン・ニューヨーク(A Rainy Day in New York) 中身と関係のないミートゥ・スキャンダルで、アメリカでは上映中止になったとかいう、妙ないわくつきの作品になっちゃったね。そんなことも関係してるのかどうか、ウディ・アレンにしては評価…

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実

◇ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(The Last Full Measure) 懐かしい、ストリート・オブ・ファイヤーのお姉エイミー・マディガンじゃん。エド・ハリスと夫婦そろって出演してるのか。ま、キャストはいい。ピーター・フォンダの遺作らしいけど…

私の知らないわたしの素顔

◎私の知らないわたしの素顔(Celle que vous croyez) まあ僕はジュリエット・ビノシュのファンだからどうしても贔屓目になる。 で、この、あかん世界のあかん映画だが、おもしろい。見事。 でもそういいきれるのは前半までで、ようするに五十路になったビノ…

秘密への招待状

◇秘密への招待状(After the Wedding) デンマーク映画のリメイクなのか。 元の作品とは男女を入れ替えてるらしいんだけど、そりゃそうだわね、監督のバート・フレインドリッチはジュリアン・ムーアのなんだから。でも、なるほど、だからあんまりおもしろく…

パリの調香師 しあわせの香りを探して

◎パリの調香師 しあわせの香りを探して(Les Parfums) ディオールとエルメスが協力した調香師の物語とか、もはやそれだけで観るだろって話だけど、いやかなり淡々とした盛り上がりもほぼなく予定調和ながらもなんとなく観ちゃう不思議な映画としかいいよう…

WASP ネットワーク

△WASP ネットワーク(Wasp Network) 観てるのが途中でつらくなってきた。つまらんかったっていうか、よくわからん。 なんでこんなにごちゃごちゃな展開になってるんだろう?亡命した軍人が実はキューバの二重スパイだっていう解釈でいいんだろうか?そんな…

炎の裁き 疑惑の炎

△炎の裁き 疑惑の炎(Trial by Fire) あまりにも、後味が悪い。 エドワード・ズウィックがローラ・ダーンとジャック・オコンネルを起用して、これはないだろう。 あ~観なきゃよかった。

ザ・ランドロマット パナマ文書流出

△ザ・ランドロマット パナマ文書流出(The Laundromat) スティーヴン・ソダーバーグは引退してた方が良かったんじゃないか? というくらい、つまらない映画だった。ていうか、完全にキャストと宣伝にしてやられた。これは、メリル・ストリープを起用したこ…

ウルフ・アワー

△ウルフ・アワー(The Wolf Hour) 題名の意味がよくわからない。狼の時間ってなんだ?ラジオ番組の名前ってだけじゃないよね? デビッド・バーコウィッツこと「サムの息子」事件が絡んでるのかとおもいきや、まるで関係ない。つか、熱さとスラムの暴力沙汰…

クイーンズ・オブ・フィールド

◇クイーンズ・オブ・フィールド(Une belle equipe) 観始めておもったのは、フランスって女子サッカーの草リーグはないのかなってことだ。 男のサッカー・チームが喧嘩が理由で出場停止になり、そのせいで解散の憂き目に遭わされそうになるのはいい。でも、…

ジェーンの秘密

◇ジェーンの秘密(Red Joan) 脚本があきらかに間違ってる。ていうか、戦時中から1972年までソ連共産党のスパイとして情報を流しつづけたメリタ・ノーウッドが1999年まで謎のままで、人生のぎりぎりになって暴落されるまでイギリスの諜報部は知らなかったと…

ぶあいそうな手紙

◇ぶあいそうな手紙(Aos Olhos de Ernesto) 舞台は、ブラジル南部の街ポルトアレグレ。 ある種、期待するわけよ。78歳の失明しかけているウルグアイから移民してきた爺さんホルヘ・ボラーニが、23歳の孫のような娘ガブリエラ・ポエステルと添い遂げるんじゃ…

ブレグジットEU離脱

◇ブレグジットEU離脱(Brexit : The Uncivil War) ここにいうプレグジットってのは、2020年1月31日にイギリスがEU欧州連合から離脱したことをいうんだけど、これをするかどうかを決めたのが、2016年6月23日の国民投票だね。 で、この作品は、その顛末を描い…

ハンナ

◇ハンナ(Hanna) 結局のところ、国家の陰謀のもとに産まれた子ってことはわかるんだけど、こうなると、ハンナことシアーシャ・ローナンの立脚点が無くなってしまって、これからこの子はどうやって生きていくんだろうって感じにしかならない。だから、テレビ…

燃ゆる女の肖像

◎燃ゆる女の肖像(Portrait de la jeune fille en feu) なんてまあ綺麗な絵柄だこと。 ビバルディの『四季』の『夏』がとっても効果的で、最後の場面、コンサートホールでノエミ・メルランがアデル・エネルを最後に観たという場面だけれども、そこでこの音…

フラッシュバック

◇フラッシュバック(Awake) おれは誰だ?で始まる映画のなんと多いことか。 しかも目覚めたときに病院で、手錠をはめられ、連続殺人の容疑者にされ、ひと目でこの人は犯人じゃないと直感する看護婦と逃走してっていう、なにもかも予定調和で、さらにそれを…

ポイズンローズ

△ポイズンローズ(The Poison Rose) よくもまあこれだけつまらない脚本に、これだけの役者を揃えられたもんだって感心するわ。 ていうより、あれかな、かつて分かれた恋人が実は娘を産み落としていて、その娘の結婚相手が、自分とおなじように大学のアメフ…

ドミノ 復讐の咆哮

◇ドミノ 復讐の咆哮(Domino) なるほど、ブライアン・デ・パルマは完全な雇われ監督に徹してたってことか…。 これ、主役の拳銃を愛人とのセックスに夢中になって忘れちゃったおかげで相棒の老練刑事ソーレン・マリンを死なせちゃったことで必死になる若手刑…

43年後のアイ・ラヴ・ユー

◎43年後のアイ・ラヴ・ユー(Remember Me) なんとなく、おもしろかった。 86歳のブルース・ダーンが、昔好きだった舞台女優カロリーヌ・シロルのために、認知症を騙って彼女の入ってる老人ホームに入所するっていう発想はなかった。ルルーシュの『男と女』…

エンド・オブ・ステイツ

◇エンド・オブ・ステイツ(Angel Has Fallen) まあ『エンド・オブ』の完結編になるわけだよね。どんどんちからが落ちてくるのが実感されるんだけど、それはそれで仕方がない。ホワイトハウスが陥落するっていう衝撃的な展開に比べれば、大統領の暗殺未遂な…

風をつかまえた少年

☆風をつかまえた少年(The Boy Who Harnessed the Wind) おもしろかった。 監督・脚本・出演を果たしたキウェテル・イジョフォー、たいしたもんだな。 世界最貧国のひとつマラウイでほんとにあった話をもとにしてるらしいんだけど、いや、なるほど風をつか…

コリーニ事件

◎コリーニ事件(Der Fall Collini) 事件を担当した几帳面な新米弁護士エリヤス・エンバレクがむかし世話になった老人マンフレート・ツァパトカが、ワルサーで後頭部を射たれた被害者だったというのが味噌だね。 殺される理由がなく、殺したコリーニことフラ…

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

◇ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(Godzilla : King of the Monsters) フォーチュンクッキーじゃなくて、おみくじっていってくれよ、ケン・ワタナベ。 というより、ヴェラ・ファーミガ、綺麗なのになんかキワモノ女優みたいになってて、カイル・チャンド…

スペシャルズ! 〜政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話〜

☆スペシャルズ! 〜政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話〜(Hors normes) ケア施設スタッフのひとりは特捜部Qの相棒ファレス・ファレスのカメオ出演かとおもうんだけど違うのかな? ヴァンサン・カッセルの『正義の声』ともうひとつのレダ…

リチャード・ジュエル

☆リチャード・ジュエル(Richard Jewell) 法執行官であろうとするあまり、職務に忠実であればあるほど滑稽になる。 ハリウッドの傾向というか、イーストウッドも例外ではなくて、どうもこの頃の映画は事件が起きるまでが長い。人物や状況の説明が長いんだよ…

チャイルド・ブライド 売られる子供たち

◎チャイルド・ブライド 売られる子供たち(I Was a Child Bride) このサラ・ニコルズっていう監督は素人なのかテレビの報道ディレクターなのかわからないんだけど、まあそれなりに一所懸命に児童婚を追いかけてる。 でも、アメリカっていう国の病根は深いね…

キング

◎キング(The King) 15世紀の鎧ってのはこんなに素朴なのか~とあらためておもったりした。 ティモシー・シャラメ演じるハル王子がどうしてゴミ溜めのようなところで放埓な暮らしをしているのか、なんでイングランドの王位を拒否しているのかっていうあたり…