2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

真白き富士の嶺

△真白き富士の嶺(1963) 太宰治の『葉桜と魔笛』が原作といわれても、そんな短編があることすら知らなかった。吉永小百合、23歳。若いわ。白血病で逗子に住むと。なるほど、転地療養だね。 逗子が田舎なのはさておき、不治の病でちょっと心がねじくれた妹と…

クリード 炎の宿敵

◇クリード 炎の宿敵(Creed II) ウクライナ、キエフ。おお、なるほど、ドラゴの息子が相手か。しかし、ドラゴは複雑な人生を背負っちゃったなあ。そうか、用無しの烙印をおされてモスクワから放逐されてからはウクライナにいたのか。それで、モスクワに凱旋…

ロング・エンゲージメント

◎ロング・エンゲージメント(Un long dimanche de fiançailles) 難しい。つまりは『ひまわり』の第一次大戦フランス版なんだけど、ジャン=ピエール・ジュネのコケティッシュな演出がときに煩わしく、物語に入り込めない。ただ、戦場のフラッシュ・バックの…

ドント・ウォーリー・ダーリン

◎ドント・ウォーリー・ダーリン() なんておしゃれな田舎暮らし。 ビクトリー計画987日目の朝、セキュリティレベル黄色。なんじゃそれは。 バレエのお仲間におどおどした可愛い子ちゃんが入った日、卵がすべて殻だけになってるとか、不安を募るなあ。知り合…

リスボン特急

◇リスボン特急(Un flic)1972年 ジャン=ピエール・メルヴィルの遺作だったのか…。リチャード・クレンナ、若い。冒頭の銀行強盗の雨は本物なのかな?強盗の最後に霧雨の中へ消えていくとこなんて雰囲気あるなあ。ばりばりの緊張感じゃん。 けど、主役は、リ…

心と体

◎心と体(appendage) 人面瘡が外に飛びだしたっていう物語なんだけど、子供だましのホラーかとおもってれば、話が進んでいくにつれて、ちょっとおもしろくなってくる。 ヒロインのハドリー・ロビンソンより、人面瘡の会で知り合うエミリー・ハンプシャーの…

アステロイド・シティ

◇アステロイド・シティ(Asteroid City) 文句なしのいびつなシンメトリックと、まったく文句なしのパステル調で出来上がった画面に、スカーレット・ヨハンソンやトム・ハンクスやティルダ・スウィントンやエイドリアン・ブロディが出てきて、これもまた文句…

誰も助けてくれない

△誰も助けてくれない(No One Will Save You) よくもまあこんなに単調な、セリフがたった5つしかない、自宅に侵入してきたエイリアンに追われるだけの映画を撮ったもんだ。 むかしの自主制作映画『午前2時のシチリアーノ』とどこがちがうんだ?まあ、ケイト…

フォロウィング

◇フォロウィング(Following) いかにもクリストファー・ノーランっぽいね。時間がシャッフルされる手法は1980代の自主制作映画にも観られたからあまり目新しさは感じなかった。 誰もが思い出の箱を持ってるっていう感覚はよくわかるけど、ルーシー・ラッセ…