洋画2020年

グリーンランド 地球最後の2日間

△グリーンランド 地球最後の2日間(Greenland) いや、ちょっと、あまりにも自己中心的な主人公じゃないか? 小惑星が地球に近づき、大隕石になって落下しちゃうっていう設定はいい。でも、いろいろとひっかかる。まずは、糖尿病の息子。病人は乗せられない…

ドリーム・ホース

☆ドリーム・ホース(Dream Horse) イギリスはときどきこういう珠玉のような映画を撮ることがある。 ただ、イギリスといってもこの作品はウェールズ作品といってもいいような感じで、とにかくウェールズ愛に満ちている。 ぼくは競馬の知識はないし、障害競馬…

林檎とポラロイド

◇林檎とポラロイド(Mlla) ほ~『スカボロー・フェア』から始まるのがちょっと意外だった。 アリス・セリベタリスがバスの中でいきなり覚醒するのと同時に、記憶喪失になってるのにも気がつくっていう出だしは好い。 で、記憶回復プログラムを遂行してゆく…

MINAMATA-ミナマタ-

☆MINAMATA-ミナマタ-(Minamata) 1975年に出版された写真集『MINAMATA』のもとになったライフ誌に掲載された写真が撮影された経緯なんだけど、なるほど、ジョニー・デップの演じたウィリアム・ユージン・スミスの人間性の復活劇なのね。また、それをあとお…

クーリエ 最高機密の運び屋

◎クーリエ 最高機密の運び屋(The Courier) ひさしぶりに厚みのある映画を観た気がする。 ところで、前にも映画でドアのないエレベーターが常に動いていてそれにすっと乗ってすっと降りる画面があったが当時の共産圏はそうだったんだろうか。もしかしたら、…

アーニャは、きっと来る

◇アーニャは、きっと来る(Waiting for Anya) 脚本がよくないな。音楽はいいし、主人公の羊飼いの少年を演じたノア・シュナップはじめ役者もいいし、ロケーションもいいのに、脚本と演出が良くない。もっとおもしろくなるのにね、残念だ。 よくないところは…

ローズメイカー 奇跡のバラ

◎ローズメイカー 奇跡のバラ(La fine fleur) カトリーヌ・フロは日本にもいそうなおばあちゃんになっちゃったんだけど、これはこれで個性ってやつだろう。ピエール・ピノーは、薔薇の専門家たちに相談をもちかけてちゃんと形にした。小ぢんまりとした作品…

セルジオ 世界を救うために戦った男

◇セルジオ 世界を救うために戦った男(Sergio) なんてまあ説明過多な邦題かしら。ヴァグネル・モウラとアナ・デ・アルマスは『WASP ネットワーク』に続いて濡れ場があったりしてなんだかごっちゃになりそうな気もするけど、それはさておき、ヴァグネルの演…

これからの人生

◇これからの人生(La vita davanti a se) 1977年にシモーヌ・シニョレが『La vie devant soi』で映画化した原作の二度目の映画化ってわけなんだけど、なんでセネガルの子にしたのかがわからん。それにしてもソフィア・ローレンが頑張ったのか、息子のエドア…

ペンギンが教えてくれたこと

◎ペンギンが教えてくれたこと(Penguin Bloom) シドニー郊外の海辺ってのは、なんてまあ好いロケーションなんだろう。住みたくなっちゃうよ。 で、そこに棲息してるのがカササギフエガラスなんだそうで、実はこのカラスの亜種は初めて観た。日本に棲んでる…

スーパーノヴァ

◇スーパーノヴァ(Supernova) いや、なんというか、このカップルがゲイのカップルである物語における必要性は感じられないんだけど、まあ、コリン・ファースとスタンリー・トゥッチの落ち着いた演技があるから湖水地方をめぐる旅もまた落ち着いてみられるの…

すべてが変わった日

◇すべてが変わった日(Let Him Go) ほかに方法はないのか?っていう物語だね。 複雑な設定で、1963年、牧場主のケビン・コスナーとダイアン・レインの息子夫婦に子供が出来て、幸せな家庭が築けるかもしれないっていうところで息子が落馬事故で死に、嫁と孫…

この世界に残されて

☆この世界に残されて(Akik maradtak) なんという節度と情欲と理性と情愛の混雑した物語だろう。 どうして、この物語を、ナチスによる絶滅政策から生き残ったカーロイ・ハイデュクとアビゲール・セーケの恋愛映画だと観る人間が少ないのかがわからない。 こ…

ロストガールズ

◇ロストガールズ ロングアイランドの連続殺人鬼と呼ばれる事件が発覚したのは2010年の春だったみたいだから、それから10年経って製作されたわけだね。題材はきわめて興味深いし、エイミー・ライアンも好演してる。感情の起伏をおしころしたトーマシン・マッ…

ファーザー

☆ファーザー(The Father) なるほど。養老院か老人ホームかはわからないけど、アンソニー・ホプキンスがフラットって呼んでるところの暗示だったわけね。痴呆っていう言い方はなくなってきたとかいうけど、老人ぼけって言葉はどうなってるんだろう。ま、そ…

ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌

☆ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌(Hillbilly Elegy) うまいな~演技とメイク。グレン・クローズとエイミー・アダムズとヘイリー・ベネットを担当したメイクは天才じゃないっていうくらい、モデルになった婆ちゃんと母親と娘にそっくりだ。ガブリエル・パ…

ワンダーウーマン 1984

◇ワンダーウーマン 1984 なるほど、こういう特撮活劇の演出を女性がするのは珍しいのかあ。でも、パティ・ジェンキンスが監督で好かったんじゃないかな。なんとなくロマンチックだし、恋愛が主軸になってる特撮物もあんまりないかもしれないしね。でも、ガル…

テネット

◎テネット まあ、しんぶんし、とか、トマト、みたいな言葉あそびだわね。 でも日本語で「てねっと」と書いたところで回文にはならないんだよな~。 それはそれとして、内容については、やがてこういう時の逆行をあつかったものに到達することになるだろうな…