ペット・セメタリー

 △ペット・セメタリー(Pet Sematary)

 

 正統法の展開というか、ていねいに場面を重ねていくから、どうしても展開がのろくなる。

 

「境界の向こうの土地は腐ってる」

 

 という台詞を吐くのはフレッド・グウィンなんだけど、まあ、魁偉な顔がよく合ってる。かれはその特異な面だけで充分に異様な人物だっていう存在感があるんだけど、それに助けられてるな~って気がする。

 

 まあ、フレッド・グウィンはおいといて、最初は境界ってどこだ?そうか、ペットの猫が轢かれて死んだとき、埋めるために登っていく木の根道か?……とかおもったら、石造りのミステリーサークルだった。だけど、そもそも、ミニマク族ってなんだ?

 

 なるほど、それで、トラックに息子が轢かれるっていう展開になるわけね。しかしこれはいかんな。子どもをゾンビまがいにして殺戮鬼にさせるのは感心できない。スティーブン・キングみずから脚本書いて特別出演までする入れ込みようだけど、ぼくには合わない。合わないものは合わない。